医者になるよう強く要望した母親を殺害し、遺体を損壊、遺棄した
長女の裁判があった。
9年間の浪人生活を送り、母の異常な干渉で追い詰められていた被告を、
判決は「同情の余地がある」と判断した。
教育を理由に、親が子どもに無理難題を強いる「教育虐待」が社会問題になっている。
この事件は異常でした。
母親が医師になる未来を強制し、我が子を束縛する。
自分の手中に置き、監視を続ける。
モンスター(殺害された母親)を抹殺したいと熱望し、実行した娘。
娘の人生を親が牛耳るなど、不可能。
同じ母親の立場から言わせてもらうと、殺されても仕方がないと言いたくなる。
人生は個々の物。
介入しても強制は出来ない。
ましてや、自分の為に子を犠牲にしてると気付いていないのが残念で仕方がない。
被告の罪は重いが、同情の余地があると判断した判決に、少しだけホッとした。
刑に服した後、被告には自分の人生を歩んで欲しいね。