中国で覚醒剤を密輸した罪に問われていた愛知県稲沢市の元市議の「無期懲役」の刑が
確定しました。
稲沢市の元市議・桜木琢磨被告(79)は2013年、中国・広東省の空港で、
マリ人の男から預かったスーツケースから覚せい剤が見つかり密輸の罪に問われ、
2019年11月、一審で無期懲役の判決を受けていました。
桜木被告側は「中身を知らなかった」と一貫して無罪を主張し、上訴していましたが、
弁護士によりますと、日本の高裁にあたる広東省高級人民法院は25日に上訴を棄却。
一審の無期懲役の判決を支持したということです。
中国は二審制のため、これで無期懲役の刑が確定しました。
桜木被告は79歳で、中国では違法薬物密輸の罪の最高刑は「死刑」ですが、
75歳以上の高齢者には原則死刑が適用されないとされています。
覚醒剤が入ってるのを知らなかった。というのはあまりにもずさんな言い訳。
異国で無期刑。
一瞬の過ちの為に、一生異国の刑務所で過ごす。
反省しながら余生を送って下さい。