人しか人は救えない。

「困っているなら、これを使って」

 

先月29日夕、東京・池袋の駅で、ICカードの残高不足で、帰宅できなくなった

東京都立特別支援学校高等部1年の男子生徒(16)に高齢の夫婦がそう声をかけ、

1000円札を手渡した。

 

母親と行き違いになった生徒は、残高9円しかないICカードに右往左往して

いたと思う。

そんな生徒のヘルプマークを確認してか、そっと現金を差し伸べた夫婦。

 

母子はこの親切に救われた。

 

先日、お医者さんが沖縄の渡航費を男子学生に渡した件もそうだが、日本もまだまだ

こんな優れた人がいる。

その場にいたら、パッと行動に移せるかどうかが肝。

 

便利な世の中だけど、結局、人しか人は助けられないのだと痛感します。