JR西日本は28日、2人の運転士がJR東海道・山陽線で快速電車を運転中、
緊急列車停止装置(EB―N装置)が作動しないよう一時的に細工していたと
発表した。
トラブルはなかった。
JR西は2人の処分を検討する。
EB―N装置は、運転席にあり、運転士が急病などで運転操作ができなくなった際、
自動で列車を停止させるもの。
運転中は装置のスイッチを指で押した状態を維持する。
指を離した瞬間、警報音が鳴り、放置すると非常ブレーキがかかる。
JR西によると、30歳代の運転士は12月18日、スイッチにテープを貼り付けて
運転士は
「一時的な腹痛があり、スイッチを離して携帯用のトイレを使う場合に備えた」
と説明したという。
同じ車両に乗った別の運転士がテープに気付いて発覚。
JR西が他の運転士にも確認したところ、40歳代の運転士が11月25日、
装置が作動しないようにした状態で尼崎―網干間の約90キロを
運転していたことがわかったという。
JR西は
「全運転士に対し、安全装置の重要性や体調不良時の対応について指導を
徹底する」としている。
安全装置ともいえるEB―N装置。
それを押したまま運行するのはかなり大変だと思う。
ですが、それが乗客の安全の為にあるものですよね?
簡易的にテープで貼って、万が一、EB―N装置が必要になったらどうするの?
瞬時に対応できますか?
いい加減にして欲しいね。
ただでさえ事故が多いJR。
もっと気を引き締めて頂きたい。