長野市の「青木島遊園地」への感謝のメッセージを記した紙を掲げ、記念撮影を
しようとした近くの児童センターの子どもたちに対し、施設を管理する
市社会福祉協議会が、「全員がそう思っているわけではない」などと言い、
やめるよう指示していたことが分かった。
市社協はその後、配慮に欠ける対応だったとして謝罪した。
同センターによると、小学1、2年生約80人と職員は14日午後3時半頃に、
「だいすき☆ ありがとう☆」などと記した画用紙を公園内で掲げて
写真を撮影する予定だった。
同遊園地の廃止を前に、かつてセンターを利用していた先輩の児童や中学生を
交えて文面を考えたという。
一部報道で経緯が明らかになると、市社協は翌15日、寺田裕明会長名で
「子どもたちの気持ちに十分に寄り添えずに対応したことを深くおわび
申し上げる」との談話を発表。
荻原健司市長も同日、「子どもたちの主体性を尊重することを第一に考えるべき
だった」とコメントした。
市社協の担当者は17日、同センターを訪れ、子どもたちに直接謝罪したという。
この経緯が明るみに出てなかったら、謝罪などしなかっただろう。
子供達の感謝の気持ちを踏みにじった公務員。
謝罪だけで済む話か?
大人の都合で、子供達の楽しめる場所が減るのです。
反省しても足りないのに、何てことをしてくれたんだ?
こういう大人が、行政を担うこと自体、許せない話です。