中央選挙管理会は10日、2019年参院選比例代表に旧立憲民主党から出馬、
当選した須藤元気氏が先月の衆院東京15区補選に出馬して自動失職となったことを
受けて、旧立民の比例代表名簿に基づいて、
次々点だったアカペラボーカルグループ「RAG FAIR」元メンバーの
奥村政佳氏(46)の繰り上げ当選を決めた。
次点は元モーニング娘。メンバーの市井紗耶香(40)だったが、
市井は当初から辞退方針を表明し、手続き上いったん繰り上げ当選で参院議員に
なったものの、即辞職したことを受けた対応。
奥村氏は、「RAGFAIR」としてNHK紅白歌合戦にも出場するなど歌手として活躍。
2019年4月、グループを脱退し、同年の参院選比例代表に旧立民から出馬した。
2012年に保育士の資格を取得し、音楽活動と並行して横浜市の保育所に
勤務したこともあり、参院選出馬会見では
「現場の声を政治の世界に届け、現場目線で実態の改善に取り組んでいきたいと、
この2、3年で思うようになった」と意欲をみせていた。
立憲民主党内には、岸田政権が行き詰まりをみせている子育て政策に精通している
奥村氏が繰り上げ当選し、国会議員となることを歓迎する声が多い。
誰でも意気込んで改革を目指し、政治家になるはずだが、問題はなってから。
芸能人だからと、保育士だからと国民に寄り添う政治が出来るわけじゃない。
国民の目線と同じ様に政治が出来てこそ、真の政治家と言える。
金の欲にまみれないで頂きたい。