東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、東京大会中に選手村で
コンドームを配布する目的と趣旨に言及した。
五輪選手村ではHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染予防を目的に
1988年ソウル大会から配布する習慣が始まった。
今大会は国内コンドームメーカー4社が約4万個ずつ、合計約16万個を配布する
予定だが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から問視する声もある。
一部では「濃厚接触を助長する」との声もあるが、組織委は
「選手村で使うというものではなく、母国に持ち帰っていただき啓発に
ご協力いただくという趣旨・目的のもの」と説明。
その上で「HIV(エイズ)はアスリートをはじめ若者の未来を奪う病気であり、
差別や貧困も生んでいる。IOC(国際オリンピック委員会)がその撲滅のための
啓発活動の一環として行っている」と話した。
確かに大切な命を守るという意味では正論。
だけど、今警告すべきはコロナウイルス。
せめてコロナウイルスに関連して、身近に感じる物を配布して欲しかったね。
間違ってはいないけど、ピン!とは来ないです。