「私は悪いことしてないのに、事故があってこうなったことが悔しい」
2005年4月に起きた尼崎JR脱線事故で、瀕死の状態に陥った、
あれから13年。
99%助からないと宣告されたが、1%の奇跡が起こった。
それでも自力歩行は困難で、記憶障害などの後遺症も多い。
事故は風化されつつある。
でも、何の罪もない人が一瞬にして人生を奪われたのだ。
助かったから幸いとは言い切れないと思う。
亡くなった人も多い。
単なる事故ではなく、殺人事件だと言っても過言ではない。
忘れてはいけない。
何年経っても、切にそう思う。