非行に走った娘との日々をつづったノンフィクション「積木くずし」の著者で、
味のある脇役として活躍した俳優・穂積隆信さんが昨日亡くなった。
赤裸々に娘との激動の日々をドラマ化、映画化した穂積さん。
可愛い娘だからこそ、向き合った。
共に戦った。
そんな娘を35才の若さで亡くすという悲しみも経験した。
今年胆のうがんが見付かり、静かに死にたいと語っていたという。
死後は医学の発展のため、献体して欲しいという遺言も残した。
最期まで自分を「生かした」穂積さん。
ご冥福をお祈りします。